洗面台リフォームで失敗しないためのポイントと4つの便利機能
歯ブラシ、歯磨き粉、化粧品、ドライヤー、バスタオル、洗濯用品…。
家族みんなが使う洗面所は、何かと物があふれがちですね。
「どうしたらスッキリできるの？」
「朝の洗面所は、取り合いになってしまう！」
などの悩みを解決すべく、
収納たっぷり＆掃除がしやすい洗面台にリフォームして、家事を楽にしちゃいましょう。
どんな洗面台があるのか、リフォームするときの注意点、
そして、ちょっとしたことだけど全然違う！便利な機能をご紹介します。
洗面台のタイプはどんなものがあるの？
洗面台のタイプは大きく分けて3つあります。
【ユニットタイプ】
ユニットタイプの洗面台は、洗面ボールと鏡、収納部が一体となっているタイプのものです。
規格化されているのでお手頃な価格でリフォームでき、間口のサイズも豊富なので狭い場所でも設置することができます。
【システムタイプ】
システムタイプの洗面台は、洗面ボールや鏡、収納部をそれぞれ自由に組み合わせて選ぶことができるタイプのものです。
1cm単位で間口をオーダーメイド可能なメーカーもあるので、見た目をスッキリとおしゃれに整えることができます。
【カウンタータイプ】
カウンタータイプの洗面台は、カウンターを造作し洗面ボールや鏡を自由に設置していくタイプのものです。
「デザイン」や「機能」、「収納の配置」など、すべて自分好みにこだわった洗面所を作りたいという方におすすめのタイプです。
洗面台リフォームのポイント
洗面台をリフォームする前に以下のことを確認しておきましょう。
【サイズの確認】
洗面台を置く予定のスペースの間口サイズ、奥行、高さを確認しておきましょう。
間口サイズが小さいとスキマができてしまいホコリがたまりますし、スペースを有効に使うことができません。
また奥行が大きすぎると動線が妨げられることやドアに干渉してしまうこともあるので注意が必要です。
【掃除のしやすさの確認】
毎日使うものなので、掃除のしやすさもしっかりと確認してからリフォームするようにしましょう。
壁面に水栓がついているものは根元に水や汚れがたまりにくく、ヌメリを防止してくれます。
また収納部分が、クリナップはステンレス、タカラスタンダードはホーローでできているものもあるので、
収納部の中の掃除も楽にすることが可能です。
【収納スペースの確認】
今の洗面台の収納スペースと比較して、収納量が多い洗面台を選ぶようにすると良いでしょう。
ユニットタイプの洗面下の収納はもちろんのこと、鏡の内側に収納があるタイプを選べば、
洗面ボール周辺に物を置かなくて済むので、見た目がスッキリし、掃除がしやすくなるメリットもあります。
また、引き出しタイプのものを選べば、デッドスペースを少なく、
収納力をUPさせることができ、奥の収納もラクに取り出すことができます。
最新の便利な機能
最新の洗面台はおしゃれかつ多機能なものが増えています。
【進化する水栓】
タッチレス水栓は手をかざすだけで水が出るので、レバーに触れることがなく衛生的で、
手を離すと水が止まるため、節水効果も期待できます。
LIXILの「ルミシス」や「L.C.」、TOTOの「オクターブ」などに搭載されている機能です。
また、ハンドルをひねるとすぐにお湯を使うことができるLIXILの即湯水栓は、
水が温まるまで捨て水をする必要がなく経済的で、待ち時間がないので毎朝快適に身支度をすることができます。
【掃除しやすい排水口】
ヌメリや髪の毛などのつまりが気になる排水口は、出来るだけ楽に掃除したいですよね。
タカラスタンダードの「フランジレス排水口」なら、フランジがなく、排水口の奥の凹凸もないので、
ササっとお掃除することができます。
また、LIXILの「新てまなし排水口」も径が大きくて詰まりにくく、
ヘアキャッチャーが分解できるので隅々まで掃除をすることができます。
クリナップのTIARISも排水口の継ぎ目が小さく、ヘアキャッチャーも外して洗えて衛生的、
TOTOも継ぎ目なしの「スッキリ排水口」＆「らくポイヘアキャッチャー」が搭載されており、
どのメーカーも排水口のお掃除のしやすさに力を入れているのがわかります。
【汚れにくい素材】
洗面ボールは、汚れにくい素材を選ぶことで毎日のお手入れが楽になり、
経年劣化による傷や黄ばみにも強いので、長く美しく清潔な状態を保つことができます。
タカラスタンダードはホーローボールになっているので、汚れが落ちやすく付着しにくいのが特徴です。
クリナップは人工大理石製、ボール全体に水が行き届き、
髪の毛や泡を集めて排水口へ導く「流レールボール」で水の流れを作り、ボール全体を汚れにくくしています。
LIXILは「アクアセラミック」を使用し、従来の陶器ではできなかった「ガンコな水アカ」も「汚れ」もどちらでも落とせます。
TOTOは陶器製がメインですが、独自の「セフィオンティクト加工」で、傷がつきにくく、汚れに強い。
表面をナノレベルでツルツルにすることによって、防汚効果があります。
TOTOの人工大理石は、一体成形なので継ぎ目がなくスッキリ。お掃除も簡単です。
【充実した収納】
最近の洗面台には、おしゃれかつ収納も充実したものがたくさんあります。
洗面台下の収納はもちろんのこと、吊戸棚式の収納や、洗面台横に収納がついているタイプを選べば、
デッドスペースを作ることなく、収納力バツグンの洗面所を実現することができます。
TOTOの奥ひろ収納「奥ひろし」は収納量が大幅にUPする独自のキャビネットです。
LIXILの「3面鏡スマートポケット」は鏡を見ながらメイク小物をサッと取り出せる構造で、
散らかりがちなヘアピンや髪ゴムなどの小物もしまえます。
日用品のストックや洗面用具、タオルなどがすっきりと片付かずに不便！という方は、
リフォームを機に収納の充実した洗面台に変えてみるのもいいかもしれません。
【珍しい機能】
上記でご紹介したほかにも、変わった機能を搭載した洗面化粧台もあります。
TOTOの「スウィング3面鏡」は、手元に引き出せ、左右どちらからでも開閉できる両開きの鏡扉。
毎朝渋滞する鏡前もスウィング3面鏡があれば同時使用可能！
鏡裏はすべて収納スペースで、普段よく使う小物がたっぷり入ります。
以上、洗面化粧台のタイプとリフォームのポイント、便利機能についてご紹介しました。
収納しやすく汚れにくい洗面台にリフォームして、洗面所をスッキリきれいに保ちましょう！
クロスの貼替や、床の貼替等、洗面所全体のリフォームもご相談承っております。
私たちリフォームオハラでは、長年のリフォームの実績と経験を生かし、
リフォームでご家族が幸せになる生活を目指しております。
10年後も安心して住めるお家のリフォームをご提案させて頂いておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談下さい。
